こんにちは、わか(@wakatoeic)です!
今日は、これからTOEICの学習を始める初心者の方が「まずやること」を書いていきます。
・初心者がすべきことがわかる
・スコアアップに必要なことがわかる
・遠回りをせずに最短ルートを進める
勉強しようとする意志は素晴らしいですが、闇雲に行動したところでスコアは伸びません。
目的も知らないまま旅に出ても、迷ってしまうのは当然のことですよね。
方向や移動手段など、どれだけ事前に情報があるかが重要になり、その情報量が多ければ多いほど、いい旅になるはずです。
それと同じように、TOEICの勉強をするなら知っておいた方が良いことは沢山あります。
突っ走るのも良いですが、最短距離で駆け上がりたい人は、ぜひ参考にしてください。
Contents
TOEIC初心者がまずやるべきことリスト
まず初心者がやるべきことは、ざっくりと6つほどあります。
①TOEICについて知る
②実力チェック
③目標を決める
④勉強時間
⑤何を勉強するかを決める
⑥教材を決める
この6つは、私が250点から600点を超えるまでに意識していたことでもあり、もっと早く知りたかったことでもあります。
スコアを上げる方法は、愚直に勉強することだと思われますが、それだけではありません。
富士山を登るにしても、ふもとから登る人と五合目まで車で登る人では、かかる時間は圧倒的に違うでしょう。
野球でも強打者には、敬遠という手段を使うこともあります。
TOEICも一緒です。
勉強法を知っている人と知らない人では、100時間対策した時のスコアの差が目に見えて違います。
だから、最初から走り始めるのではなく、目的地や持ち物、方向を確認した上で走り始めることが、最短でスコアアップするために必要なことです。
TOEICについて知る
まず初心者がすべきことは「TOEICについて知る」ことです。
このステップを飛ばしてしまう人も多いですが、最初に確認しておきましょう。
持ち物や年に何回試験があるのかなど、基本的なことは気になった時に調べてください。
勉強する前に確認するのは、この2つです。
・テスト内容
・各パートの特徴
テスト内容
TOEICは、リスニング(聴く)とリーディング(読む)の力を計る英語のテストです。
問題数はどちらも100問ずつあり、2時間のスケジュールで行われます。
①リスニング:45分
②リーディング:75分
TOEICにはスピーキングのテストもありますが、世間一般的に言われる「TOEIC」は、この聴くと読むの試験を指していることが大多数です。
ちなみに、問題文から質問文まで全て英語されていますし、回答はマークシートの4択になっています。
このようなちょっとしたことも、知らないというだけで、学習効率を下げてしまうので、注意が必要ですね。
実際、私は何も知らずに勉強していたので、書いて覚えたり、英検の対策本を買って勉強しようと思っていたくらいです。
各パートの特徴
TOEICには、リスニングとリーディングで分けられているだけでなく、更に細かく7つのパートに分類することができます。
・パート1(リスニング)
・パート2(リスニング)
・パート3(リスニング)
・パート4(リスニング)
・パート5(リーディング)
・パート6(リーディング)
・パート7(リーディング)
この7つのパートで何が違うかというと、問題形式が違います。
パート1は、冊子に印刷されている写真を見て、流れてくる英文を聞き、1番適切に表している選択肢を選ぶ問題。
パート2は、質問文が流れるので、流れてくる英文を聞き、1番適切な返答を3つの選択肢から選ぶ問題。
パート3は、2人から3人の会話を聞き、その後質問される設問(印刷されている)に対して、適切な選択肢を選ぶ問題。
パート4は、一人称の話(ナレーションなど)、その後質問される設問(印刷されている)に対して、適切な選択肢を選ぶ問題。
パート5は、短い英文に空所があるので、空所に入る適切な選択肢を選ぶ問題。
パート6は、中長文を読み、空所に入る適切な選択肢を選ぶ問題。
パート7は、長文を読み、質問に対して適切な選択肢を選ぶ問題。
とてもざっくり説明しましたが、各パートの概要はこんな感じです。
あとは、聞くよりも解いた方が理解しやすいので「こんな感じなんだな」くらいに覚えておいてください。
実力チェック
次に初心者がやるべきことは、実力チェックです。
実際に問題を解いて見ることで、各パートの特徴もしれますし、現在の実力を知る機会にもなります。
方法は2つあって、実際にTOEICの試験を受けてみるか、公式問題集を購入して解くかの2通りです。
・TOEICを受ける
・公式問題集を解いて見る
TOEICを受けると7000円くらいかかりますし、実力チェックのために受けるのも勿体ないので、公式問題集を1冊購入して解いてみましょう。
1冊3000円で2回模試が解けますし、持っておくと復習とかにも使えるので便利です。
実力をチェックをしておくことで、現在の実力と目標地点を正確に知ることができるので、今後の大切により具体性が出ます。
例えば大阪を目指しているとしても、東京から目指いしてる人と京都から目指している人では、目的地は同じでも交通手段も変わるはずです。
それと同じように、スコアが300点の人が100点アップする方法と、900点の人が990点を目指す方法では異なります。
TOEICでは、どれだけレベルに合った学習をすることが大切なので、最初に実力チェックをしておきましょう。
目標を決める
次の初心者がするのは、目標を決めることです。
なぜ目標を決めるかというと、大切に具体性を出すこともありますが、学習を継続させるためです。
目標の無い学習は、ゴールのないマラソンのようなもので、モチベーションも下がりますし、途中で諦めてしまう人も少なくありません。
だから、実力チェックをしたら、目標を決めましょう。
目標の決め方
目標を決めるのは大切ですが、適当に決めるのはよくありません。
じゃあ何を目標するかといえば、当然ながらスコアです。
個人的には、4つの段階があると思っていて、この1番近いスコアから目指していくのが良いと思います。
①400点
②600点
③800点
④900点
400点以下であれば、まずは400点を目指してください。
最終目標は800点だとしても、一気にスコアが上がることはないので、1つずつクリアしていくことが大切です。
またどの位の期間で達成できるかは、個人の勉強量にもよりますが、よく「100点上げるのに300時間」と言われます。
400点達成できたら、600点を目指して、そして800点900点をスコアを上げていきましょう。
勉強時間の確保
先ほども書きましたが、短期間で目標を達成するためには勉強量が大切です。
じゃあどのくらい勉強すればいいのか?という話ですが、基本的に「100点上げるには300時間」必要と言われることが多いです。

こちらの表でも、大体100点上げるのに250時間くらいは必要だと言われています。
ただ勘違いして欲しくないのが、勉強時間はあくまでも目安であり、何時間勉強したからといってスコアを保証するものではないということです。
>>【証拠有】スタディサプリTOEICで1ヶ月100点上がる勉強法!
なぜなら、スコアを上げるためには勉強時間だけでなく、勉強効率という要因も含まれているからです。
スコアアップ=時間×効率
勉強効率を無視して、ひたすら量で勝負するのも良いですが、少ない勉強時間で成果を出したいなら、効率は無視できません。
ただ勉強効率をいくら上げようにも、勉強しないことには始まらないので、まずは効率の話は忘れて、勉強時間を考えていきましょう。
まず最初にハッキリ言っておくと、勉強しなければスコアは上がりません。
つまり、継続して勉強できる人はスコアが上がりますし、できない人はスコアは上がりません。
まずはこれをしっかり頭に叩き込んでおきましょう。
勉強しない人が多い
スコアが上がらないと嘆く人がいますが、そもそも勉強していない人が多いです。
そんなの当たり前じゃん!と思うかもしれませんが、実際勉強量が足りない人がほとんどです。

これはリクルート(スタディサプリ)の調査結果ですが、約81%以上の人が1日1時間未満の学習で目標スコアを達成しようとしています。
ハッキリ言いますが、1日1時間未満の学習ではスコアは上がりません。
もしあなたがTOEIC頑張りたいと思うなら、1日2時間以上は勉強してください。
「時間がない」と思うかもしれませんが、私も働きながら1日3時間学習しています。
もちろんきついですが、1時間では学べることも少なく、短期間で成長することもないので挫折します。
ですが1日3時間を3ヶ月継続できれば、目に見える効果が表れます。
言っていることが矛盾しますが、最初から3時間勉強すると、勉強に慣れていない場合は挫折してしまう可能性が高くなります。
いきなり3時間勉強するのは、素人が準備運動なしでフルマラソンを走るようなもので、気合で乗り切れるものではありません。
なので、勉強になれていないうちは、次の2つを意識してみてください。
・毎日5分
・隙間時間の活用
毎日5分
まず初心者の方に実践して欲しいのが、毎日5分だけTOEICの勉強をすることです。
なぜなら、勉強する習慣がない人がいきなり3時間勉強すると、きつくて途中で挫折してしまう人が多いからです。
しかし5分であれば、ストレスを感じることなく、毎日継続できると思うので、勉強の習慣がついていないのであれば「毎日5分」から始めてみてください。
1つだけ守ってほしいのは、毎日継続することです。
日によって勉強する、しないを決めていると、いつまでも習慣化しません。
なぜなら、その日の予定によって左右されてしまうからです。
・飲み会があるから
・残業があるから
・旅行に行くから
1度勉強しない日を作ってしまうと「予定がある日=勉強しなくていい日」になってしまうので、どんなに忙しくても5分は勉強しましょう。
飲み会や残業など、突然の予定が入りそうだから「朝活する」のも1つの手です。
大晦日もしっかり3時間!
— わか@3ヶ月でTOEIC800点に挑戦 (@wakatoeic) December 31, 2019
ただ朝活に関しても、最初から取り入れようとすると「つらい=やめよう」となってしまうので、勉強が習慣化してからにしてください。
何事も継続するためには「抵抗」や「ストレス」をできるだけ無くすことがコツです。
隙間時間の活用
少しずつ勉強する習慣ができてきたら、試して欲しいのが「隙間時間の活用」です。
隙間時間の活用とは、日常生活の中に潜む隙間時間を活用して、勉強時間を確保することです。
TOEICのスコアを上げるなら、勉強時間の確保は必須ですが、仕事や学業、家事などでなかなか勉強時間がない人も多いと思います。
例えば電車の中、次の駅には「たった5分」で着きますが、この5分をぼーっと過ごすのか、勉強するのかでスコアは大きく変わります。
当然、5分であれば対策できることも限られますが、これが習慣化し、電車に乗るたびに勉強していたら、いつの間にか大きな差が生まれます。
カリスマ講師である関先生も隙間時間の活用で「1日1時間プラス」して勉強できると言っていましたし、その重要性がわかります。
もし忙しくて勉強時間を確保できないのであれば、こういった隙間時間を積極的に活用しなければ、いつまで経ってもTOEICのスコアは上がりません。
この1時間の差が、あなたのスコアにどう影響するかは言わなくてもわかると思います。
何を勉強するのか
ここから書いていくのが「TOEIC初心者は何から勉強していくべきか」ということですが、何も特別なことはありません。
とにかく、基礎から勉強していきます。
最初に言っておきますが、600点くらいまでは「基礎力+@」で十分で、特別な対策はそこまで必要ではありません。
逆に基礎がガタガタなのに、小手先のテクニックばかりに頼っていると、めっちゃ伸び悩みます。
どちらを選ぶかは自由ですが、個人的には基礎を固めることをオススメします。
①英単語
②英文法
③各パート対策
それぞれ見ていきましょう。
英単語
TOEIC初心者の方にまず勉強して欲しいのが、英単語です。
当然ながら英単語を知らないと、どんなに頑張っても英文を読むことも、聞くこともできません。
そして当然読める英文が増えれば、解ける問題も増えるので、スコアも上がります。
なので、どのスコア帯でも単語学習は必須です。
ただ単語の暗記は地味で、嫌いな人も多く、サボってしまう人も少なくありませんが、単語を疎かにする人は、必ず伸び悩むので注意してください。
①書いて覚えない
②声出して、イメージして覚える
③必ず復習する
単語の覚え方について、別の記事で紹介しようと思うので、少し待っててください。
英文法
英単語と平行して勉強して欲しいのが、英文法です。
英文法が超苦手!という人もいると思いますが、英文法を無視して次に進んだところで、成長は望めません。
なぜなら英文は、英単語をいう要素を、英文法というルールによって並べられているからです。
なので、英文を読むのも、英文を聞いて理解するのにも、英文法の知識が必要になります。
ただ注意して欲しいのが、最初から全部を覚えようとしないことです。
嫌いな人もいるかもしれませんが、文法書はかなり分厚く、丸暗記なんてしようとしていたら、いくら時間があっても足りません。
なので、基礎的な英文法を学んだ後は、解いて覚えることを意識して進めてください。
各パート対策
英単語と英文法を学んだ後に、各パート対策をしていきます。
ただ各パート対策といっても全部で7つありますので、順番を決めて対策していくのがオススメです。
①パート1
②パート2
③パート5
①パート6
②パート3
③パート7
①パート4
でその中でも、最初に対策して欲しいのが、パート1・2・5です。
3つのパートを選んだ理由は、初心者でも短期間でスコアアップが可能だからです。
またこの3つのパートを対策して、残りのパートの解き方のコツさえ掴めば、600点は取れます。
なので単語と英文法を学んで「どのパートから?」と悩んだら、パート1・2・5を中心に対策していきましょう。
何で勉強するのか
最後に考えて欲しいのが「何で勉強するのか」ということです。
なぜなら、使う教材によって勉強効率が変わるので、同じだけ勉強したとしてもスコアに大きさ差が出てしまうからです。
絶対にこれは使うな!という教材は少ないけど、初心者にオススメしない参考書とかはあります。
今は参考書とかアプリとか、様々な教材があるから迷ってしまうのも仕方がないけど、私がオススメするのはスタディサプリです。
本気で勉強するならスタディサプリ

実際、私もスタディサプリを使って対策していますが、1ヶ月間(101時間)使って127点アップすることできたので、効果は出ています。
スタディサプリは、パート1からパート7まで全ての対策ができるだけでなく、英文法や問題の解説を動画で見られるので、初心者でもわかりやすいです。
またコンテンツも充実しているので、参考書選びや勉強法に悩むくらいなら、スタディサプリだけ使えば良いと思います。
・効率よく単語を学べるシステム
・超わかりやすい神授業
・4000問解き放題の問題集
参考書でもスコアは上がりますし、英語が得意な人や独学が好きな人なら、それでいいと思います。
ですが、参考書で勉強するということは、自分で勉強法を調べたり、学習プランを考えたりしなければいけないので、結構ハードだったりします。
・学習プラン
・スケジュール
・参考書選び
・レベルチェック
・課題の明確化
・対策
私自身、大学生の頃は参考書で勉強していましたが、費やした時間分のスコアは返ってきませんでした。
確かに参考書は手軽に始められて、安いんだけど、解説が不十分だったり、レベルが合わなかったり、点数が伸びなくて悩むことも多いです。
一方、スタディサプリはお金は多少かかるけど、費やした時間以上の効果がスコアとして表れてるから満足しています。
どちらが正解ってわけじゃないと思うけど、本気でスコアを上げたいならスタディサプリがオススメです。
いきなり始めるのは不安だと思うので、まずは無料体験から始めてみて、自分に合うサービスなのかを試してみてください。
まとめ
①TOEICについて知る
②実力チェック
③目標を決める
④勉強時間
⑤何を勉強するかを決める
⑥教材を決める
いかがでしたか?
今日は、初心者がTOEICでスコアを上げるためにすべきことについてまとめました。
最初は、対策することがありすぎて、何をしていいか迷うと思います。
・自分にできるのか?
・対策は何すればいいのか?
・どの教材がいいのか?
ですが、それはみんな一緒ですし、私もそうでした。
ただ大切なのことは、行動することです。
いつまでも迷っていても何も変わりませんし、スコアは変化しません。
行動したからこそわかることもあるので、まずは行動することがオススメです。
もしわからないことがあったら、ツイッターTwitter(@wakatoeic)やっているので、気軽に質問してください。