こんにちは、わか(@wakatoeic)です!
今日は、スタディサプリTOEIC対策の基礎英文法について「やった方がいいの?」「何が学べるの?」とかを解説していきます。
・基礎英文法とは?
・何が学べるのか?
・メリット/デメリット
・どんな人にオススメなのか?
このように、この記事を一読することで、基礎英文法について知ることができるので、学習すべきかの判断ができます。
時間があれば全てのコンテンツを勉強するのもありですが、いち早くスコアアップを目指すなら、やるやらないの「取捨選択」が必要になりますよね。
そんな時に役に立つ記事です。
基礎英文法は、特に「文法が苦手」「英語初心者」の方に役立つコンテンツなので、ぜひ参考にしてください。
Contents
基礎英文法とは?

概要
基礎英文法とは、スタディサプリTOEIC対策コースで受講できるコンテンツの1つで、英文法をはじめから学び直すことができます。
スタディサプリで学べる英文法の種類
スタディサプリTOEIC対策コースでは、全部で3種類の英文法の講義があります。
・パーフェクト講義
・パーフェクト講義(英文法編)
・基礎英文法
それぞれ簡単に説明していきます。
パーフェクト講義
パーフェクト講義は、主にパート1からパート7までの対策を行うコンテンツなので、英文法を解説するわけではありません。
ですが、リーディングパートでは文法知識が問われる問題も多く(主にパート5・6)、結果的に文法も学ぶことになります。
ただ超基礎的なことは「知っている前提で解説」されるので、基礎が終わってから学習しましょう。
パーフェクト講義(英文法編)
パーフェクト講義(英文法編)は、スタディサプリの中では1番「英文法を学べるコンテンツ」といっても過言ではありません。
そのくらいわかりやすく、ポイントを押さえて「TOEICに必要な英文法の知識」を学ぶことができます。
ただ「名詞とは何か?」とか「過去形とは何か?」など、超基礎的な内容は解説されていません。
なので、学生時代に英語をサボってしまって「英語をゼロから学び直す」のであれば、パーフェクト講義よりも基礎英文法が優先です。
基礎英文法
基礎英文法は、0から英語を学び直す人にオススメのコンテンツです。
内容が優しめの参考書を購入しても「これって知っているよね?」というスタンスで解説しているので、英語初心者は挫折してしまうこともあります。
ですが、基礎英文法編では「簡単すぎるだろ」と思うくらい丁寧に1つずつ解説されているので、英文法に苦手意識があっても大丈夫です。
学べる内容
基礎英文法編では、中学や高校で学ぶ英文法を全部で30レッスン学べます。
・講義の特徴と使い方
・文の成り立ち
・名詞
・形容詞
・副詞
・前置詞
・接続詞
・動詞(be動詞/一般動詞)
・動詞(人称)
・時制(現在/過去/未来)
・時制(進行)
・時制(完了)
・助動詞
・能動態と受動態
・不定詞(基礎編)
・不定詞(応用編)
・動名詞
・分詞(現在分詞)
・分詞(過去分詞)
・代名詞
・比較
・関係代名詞(who/which)
・関係代名詞(whom/which/whose)
・仮定法
・文型
・確認点スト(5回)
「簡単そう」と思うかもしれませんが、その通りで、超簡単です。
ですが、英文法が苦手な人は「何が苦手なのか」もわからない人が多く、難易度が高い文法知識よりもこういった基礎知識が抜けている可能性が高いです。
基礎英文法を学ぶメリット
ここまでで、基礎英文法が「基礎英文法が0から学べる」ということが理解してもらえたと思います。
なので、ここからは参考書ではなく「基礎英文法」で文法を学ぶメリットを考えていきます。
イラスト動画がわかりやすい
スタディサプリの講義は、テキストではなく動画で学べるのも1つの特徴です。

基礎英文法も、イラスト動画と音声で英文法を学ぶことができます。
テキストが多い参考書で英文法を学ぶと、自分で理解する必要があるので難易度は高めですが、イラストなら数倍わかりやすさが違います。
特に英文法が苦手な人は、テキストで学ぶより動画で学ぶ方がオススメです。
基礎英文法を学べる
TOEICの参考書では、英語を0から学び直せるものって意外と少ないです。
大体がTOEIC400点レベルを初心者と言い、それ以前の知識は「あって当たり前」の前提で解説が進められていきます。
なので、中学・高校と英語をサボってしまった人には、解説では説明が足りず、挫折してしまうパターンはかなり多いと思います。
ですが、スタディサプリの基礎英文法では、本当に0から英文法を学び直す人向けのコンテンツなので、置いてけぼりになることはありません。
どの参考書も当たり前すぎて解説しない英文法を、しっかりと動画で解説してくれるので、英文法が苦手な人にオススメです。
5分で学べる
基礎英文法は、今更聞けない英文法の基礎を学べるので有難いですが、基礎中の基礎なのでいつまも時間をかけるわけにはいきません。
基礎英文法は30レッスンあり、1レッスンあたり20分くらいで終わるので、一通り勉強すると、10時間くらいで終わります。
・30レッスン×20分=10時間
テキストでちまちま学んでいたら、正直これの10倍以上の時間がかかると思います。
ですが、ポイントを押さえて、なおかつイラスト動画でわかり易く、文法が苦手な人でも理解しやすくなっているので、短時間で基礎英文法を学べます。
基礎英文法を学ぶデメリット
次に基礎英文法を学ぶデメリットを考えていきます。
一応、対比させるためにデメリットとしていますが「基礎英文法を受けなくてもいい理由」くらいに考えてもらえればと思います。
関先生の講義ではない
スタディサプリで勉強している人の多く「関先生の解説がわかりやすい」と感じて、使っている人も多いと思います。
ですが基礎英文法に関しては、イラスト動画であり、関先生ではありません。

一方で、基礎英文法の講師は、山田治先生です。

山田治(やまだおさむ) 『スタディサプリENGLISH』コーチ。TOEIC990点(満点)。英検1級保持。高校時代まで英語は大の苦手。国内での自己学習で英語力を磨いた。中高一貫校教員を経て、現在は専門学校、大学、語学学校や企業にて講師を勤める。
関先生の講義を受けたくてスタディサプリを検討していたなら少し残念ですが、基礎英文法では神授業は受けることができません。
ただ1つ言っておくと、この山田先生の講義、私は結構好きです。
まず元気が良くて、声が通るので聞き取り易く、説明がわかりやすいと思います。
関先生の神授業は、わかりにくい英文法をわかり易く説明する感じで、山田先生のは無駄がないわかり易さって感じです。
基礎英文法は、本当に基礎の基礎なので、難しいことをあれこれ説明するより、無駄をなくすことがわかり易さに繋がるのかもしれませんね。
内容は簡単すぎる
この記事では何度も言いましたが、英語を0から学び直す人用のコンテンツなので、内容は超簡単です。
なので、全員が受けるべきコンテンツではありませんが、レベル説明が結構曖昧で「0から英文法を学びたい人」みたいな説明しかありません。
これでは、どんな人が受けるべきなのかが明確でないので「300点以上の人にオススメ」とかで良いので、レベル記載して欲しいと思いました。
基礎英文を学ぶべき理由
ここまで基礎英文法のメリット・デメリットを考えてきましたが、次に「なぜ基礎英文法を学ぶのか」について考えていきます。
結論から言うと、英文法の基礎を知らなければ、英語ができないからです。
基礎を知らなきゃ英語ができない
英文法の基礎を知らなければ、英語ができるようにはなりません。
なぜなら、英文にはルールがあり、そのルールに従って単語という要素が並べられているからです。
この無数にある英文のルールの1歩目が、基礎英文法ということになり、少しずつ学んでいくことで難しい英文も読めるようになります。
基礎から学ぶという姿勢は、英語学習に限らず、仕事でも、スポーツでも一緒です。
例えばホームランを打ちたいと思っても、なかなか打てるものではありません。タイミングの取り方、腕の抜き方、腰の回転、パワーなどが揃ってホームランが打てるようになります。
このように大きな目標(ホームラン)を達成するためには、それを達成するための基礎を学ばなければいけません。
ですが上記で説明した「タイミング」「腕の抜き方」「腰の回転」などは、既に知識がある人向けの説明であり、野球未経験の人にはわからないことも多いはずです。
本当の野球初心者の方には、タイミングとかを説明する前に、こんなことを教えるはずです。
・バットの握り方
・体の向き
・構え
このように野球経験者からしたら当たり前のことでも、未経験者からしたら当たり前ではないのです。
それと同じで、TOEICで高得点を取るのであれば「英文法を基礎から学ぶ」ことが大切になります。
基礎を学ぶことで、次のステップに進むことができ、そしてスコアが上がります。
だからこそ、英文法が苦手なのであれば、基礎英文法を一通り受けてみるのが大切なのです。
オススメする人・しない人
ここまでで、基礎英文法のメリットとデメリットについて考えました。
ここからは、基礎英文法で勉強した方が良い人を、実際に一通り勉強した私の独断と偏見でまとめます。
オススメする人
・TOEIC400点以下
・英文法が苦手
・中学/高校で英語をサボった
・英語を0から学び直したい
・英語学習にブランクがある
なんども言いますが、基礎英文法は英語を0から学ぶ直す人用のコンテンツです。
なので、TOEIC400点以下の方や英語が苦手な方は、基礎英文法で学習することによって、英語を基礎力を手に入れることができます。
オススメしない人
・TOEIC400点以上
・中学/高校である程度英語ができた
・英語が苦手ではない
・大学受験で英語を勉強した
・英語学習にブランクが無い
一方で、英語にそこまで苦手意識がないのであれば、基礎英文法は飛ばして、パーフェクト講義(英文法編)から始めるのが良いです。
ただ人によっては、TOEIC400点以上あっても基礎的な英文法が抜けている可能性があると思います。
「英文法が苦手だな」という意識がある人は、全部ではなく、レッスン項目を見て苦手なところだけ学習してみてください。
進め方
最後に、基礎英文法の進め方について解説していきます。
とてもざっくり書いていくので、勉強していく中で自分なりにアレンジして問題ありません。
・チェック問題
・解説講義(動画)
・問題演習
・解説チェック
・何度も解く
チェック問題
各レッスンの始めには、チェック問題という「実力チェック」的な問題があるので、まずはそれを解いてみてください。
ちなみに、チェック問題が解けなくても落ち込まないでくださいね。
大切なのは、学んだ後に解けるようになるかです。
解説講義(動画)
解説講義(動画)は、山田先生がイラスト動画で、各レッスンの内容をわかりやすく説明してくれます。
難しいことはほとんどないと思いますが、気になる点があればメモをしておきましょう。
問題演習
問題演習では、解説講義(動画)で学んだ内容を定着させるために問題を解きます。
速く解くことも大切ですが、それ以上に自分なりの「根拠」を見つけることが大切です。
なぜその答えを選んだのか?その根拠を自分の中で見つけてから、回答するようにしてください。
それが間違っていても構いませんが、適当に回答するのはやめましょう。
ただ5分とか同じ問題を考えても意味がないので、最低でも時間切れになるまでは考えてみると良いかもしれません。
解説チェック
問題を解いて終わりではありません。
解けた問題も、解けなかった問題も「なぜなのか?」を回答を見て考えましょう。
その理由を知ることで、自分の弱点が見えてくるはずです。
・文法知識がなかった
・単語を知らなかった
などなど
何度も解く
一回で全部の問題を解けるのであれば、復習する必要はないので次に進みましょう。
ただ解けなかったり、苦手だと思う項目があれば何度も解いて苦手を克服していく必要があります。
「苦手=勉強不十分」だと思っているので、そこを勉強していけば、苦手なところが減り、どんどん英語ができるようになります。
基礎英文法をやる上での注意点
基礎英文法をやる上での注意点は、最初から完璧を求めないことです。
基礎英文法は、英文法の超基礎を学ぶコンテンツなので、全てやっても英文法の深い所までは理解できません。
なので、深堀すればいくらでも時間をかけることができますが、それでは時間がかかりすぎるのでオススメしません。
まずは基礎英文法で学べる範囲をある程度覚えて「英文法の基礎は大体わかったぞ」と思っら、パーフェクト講義(英文法編)に進んでください。
むしろ、そこからが本番ですから。
そして、わからないところがあったら、基礎英文法に戻ってきて復習する感覚で良いと思います。
最後に
英語が苦手な人って、中学とか高校の早い段階で挫折している人が多いと思っていて、そういう人たちが、市販の参考書で勉強しても挫折するんですよね。
そういう人たちにとって、スタディサプリの基礎英文法は「英文法が苦手」というイメージを払拭できるいい機会になると思います。
スコアアップするなら英文法は超大切なので、基礎英文法で0から学び直すのがオススメです。
今だけ無料で7日間スタディサプリが体験できるので、自分に合うサービスなのか試してみてください。